BIOLOGICAL AGE / EPIGENETICS
生物学的年齢検査(エピクロック®テスト)
このページでは、DNAメチル化パターンを解析して生物学的年齢・エイジギャップ・老化スピードを読み解く検査についてご説明します。血液から、目には見えない「体の時間」と、その進む方向を確認します。大阪・梅田(西梅田)で受けていただけます。

THE QUESTION
同じ年に生まれ、同じ学校を卒業し、同じだけの年月を生きた方が、一つの部屋に集まります。若々しく見える方もいれば、以前よりずっと疲れて見える方もいます。
違いは、顔のしわだけではありません。姿勢、歩く速さ、声の張り、集中力、回復力。血管、代謝、免疫、脳内環境。遠い昔には同じ場所に立っていた方々の間に、体の内側の差が静かに広がっていきます。
なぜ、同じ年齢なのに、違う速さで老いるのか。
遺伝だけでは説明できません。食事、運動、睡眠、ストレス、喫煙、飲酒、病気。私たちが歩いてきた時間の中身が、細胞の働き方へ少しずつ書き込まれていくからです。

BIOLOGICAL AGE
暦年齢は、誰もが同じように一年ずつ増えていきます。しかし生物学的年齢は、生活習慣や環境の影響を受けながら、速くも遅くも進みます。

DNAメチル化パターンから推定した、体の現在地です。
生物学的年齢と暦年齢の差。これまでの累積を考える手がかりです。
いま加速しているのか、減速方向にあるのか。現在の方向を見ます。
生物学的年齢は、「本当の年齢」を一つに決めつける数字ではありません。体の状態を理解するための物差しです。
年齢そのもの以上に重要なのが、老化スピードです。いまの位置が若くても加速方向に進んでいる方がいます。逆に、これまでの負担は残っていても、すでに減速方向へ向かっている方もいます。現在地と方向を一緒に見ると、次に何をするべきかが変わります。
THE HALLMARK OF AGING
老化には、DNAの傷、テロメア短縮、ミトコンドリア機能不全、慢性炎症、腸内細菌叢の乱れなど、複数の側面があります。
このページで扱うのは、その中の「エピジェネティック変化」です。DNAの文字そのものが変わるのではなく、遺伝子の読み方が変わります。その変化は暮らしと環境の影響を受け、老化の他のホールマークともつながっています。

THE LIBRARY INSIDE YOUR CELLS
ほんの少しの血液から、なぜ体の老化の状態がわかるのでしょうか。その答えは、細胞の一つひとつにある細胞核——DNAが収められている場所、たとえるなら体の中の図書館——の中にあります。

人の体をつくる細胞は、基本的には同じDNAを持っています。それでも、皮膚細胞は皮膚として、肝臓細胞は肝臓として、神経細胞は神経として働きます。違いは、細胞ごとに読んでいる遺伝子が違うからです。
エピジェネティクス(後成的変化:DNAの文字配列そのものを変えずに、遺伝子の読み方を調節する仕組み)の代表が、DNAメチル化です。DNA上の特定の場所にメチル基(CH₃)という小さな目印がつき、遺伝子の使われ方に影響します。
メチル化が多ければ悪く、少なければ良いというものではありません。必要な本を閉じ、不要な本を読まないことも、細胞が正しく働くために必要です。加齢や生活環境の影響によって、本来開いているべき本が閉じ、閉じているべき本が開くなど、鍵の配置パターンが少しずつ変わっていきます。
人の細胞は、基本的には同じDNA配列を持っています。
皮膚、肝臓、神経など、細胞ごとに使う遺伝子が異なります。
DNAメチル化は、遺伝子の読み方を調節する化学的な目印です。
加齢、栄養、運動、睡眠、ストレス、喫煙、飲酒、炎症などが配置へ影響します。
年齢とともに変わる多数の部位を統計的に解析し、体の時間へ変換します。
年齢とともに一定の傾向で変化する多数のDNAメチル化部位をまとめて解析すると、その方の生物学的年齢や老化速度を反映するパターンが現れます。エピジェネティック・クロックは、このパターンを数理モデルで読み取り、体の時間へ変換します。
EPIGENETIC CLOCK TEST
年齢とともに変化するDNAメチル化パターンを数理モデルで解析し、生物学的年齢を推定する方法です。当院では、欧米で開発された第2世代クロックPhenoAgeを基盤に、日本人のDNAメチル化データで再学習させたエピクロック®テストを採用しています。

エピクロック®は、欧米で開発された第2世代クロックPhenoAgeを基盤に、転移学習とElastic Netを組み合わせた方法で日本人のDNAメチル化データを学習させたモデルです。日本人の遺伝的背景に合わせて時計を調整することで、日本人の生物学的年齢をより適切に評価することを目指しています。
年齢表示だけでなく、運動、認知、免疫、炎症、血管、代謝、腎機能、肺機能、喫煙・飲酒曝露など、20項目以上の健康関連指標を報告する設計になっています。
基本2.5mL
少量採血
絶食不要
検査前の飲食制限なし ※1
約45日
検体受領後の標準納期 ※2
半年程度
再検査の目安 ※3
※1 検査内容や併せて実施する検査により、絶食をお願いする場合があります。ご予約時にご案内します。
※2 検体の状況や解析状況により前後します。
※3 目安であり、状態や目的により異なります。


SO WHAT SHOULD WE DO?
この検査の目的は、若い数字を競うことではありません。自分の生物学的年齢と老化スピードを知り、なぜ加速しているのかを考え、変えられる要因から順に手を入れることです。エイジギャップと老化スピードを、食事、運動、睡眠、体重、飲酒、喫煙、ストレス、慢性炎症などと重ね合わせて読みます。
有酸素運動に筋力トレーニングを組み合わせ、座っている時間を減らします。強すぎる運動より、継続できる負荷と回復の組み合わせが重要です。
野菜、豆、海藻、魚、未精製穀物、十分なタンパク質を基本に、糖代謝や脂質、腸内環境を考えて整えます。
食事だけで必要量を満たせない場合は、血液栄養検査、持病、服薬を確認したうえで、不足している栄養素を必要な量だけ補います。
睡眠時間だけでなく、就寝・起床リズム、光環境、睡眠の質を整えます。回復できない生活では、適応の余地が失われます。
体重の大きな変動を避け、適正な筋肉量を保ちます。喫煙をやめ、毎日の飲酒や量を見直します。
慢性的な心理ストレスを放置せず、休息、呼吸、リラクゼーション、人とのつながりを含めて回復できる環境を作ります。
DNAメチル化は、暮らしと老化が細胞に残した重要な記録です。実際に速度を緩めるには、材料、酸化、免疫、腸内環境まで見た方が、加速要因を立体的に捉えられます。当院では、必要に応じて5つの検査を組み合わせ、結果を一つの老化の地図として読み解きます。
結果説明、生活習慣・栄養のアドバイスを含む料金です。結果までの目安:約1.5か月。
| 施術詳細 | 税込み価格 |
|---|---|
| 生物学的年齢検査(エピジェネティッククロック) | ¥121,000 |
結果説明、生活習慣・栄養のアドバイス、必要に応じたサプリメントの選定までを含む料金です。※サプリメント等の購入費用は別途です。
| 施術詳細 | 税込み価格 |
|---|---|
| BIOAGE CORE ― 見直せるポイントを探す(3検査) | |
| オーソモレキュラー栄養解析+酸化・抗酸化テスト+腸内細菌叢検査 | ¥93,500 |
| BIOAGE ― 基本プログラム(4検査) | |
| BIOAGE CORE の3検査+生物学的年齢検査 | ¥198,000 |
| BIOAGE FULL ― 免疫機能まで含めて評価(5検査) | |
| BIOAGE の4検査+NK細胞活性検査 | ¥225,500 |
| 総合結果説明までの目安:BIOAGE CORE 約1〜1.5か月/BIOAGE・BIOAGE FULL 約1.5〜2か月。検体の状態や外部検査機関の稼働状況などにより前後する場合があります。 | |
※すべて自費診療となります。表示価格は税込み価格です。
エピクロック®テストは自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。表示価格は税込みです。別途、初診料・再診料がかかります。標準的な検査回数は1回、経過を確認する場合は半年程度での再検査を目安としています。※目安であり、状態により異なります。
採血に伴う内出血、皮下出血、痛み
採血時の血管迷走神経反応(気分不良、めまい)
まれに採血部位の感染、神経損傷
推定される生物学的年齢は統計モデルによる推定値であり、疾患の診断を確定するものではありません
解析結果は検体の状態や採血時の体調の影響を受ける場合があります
生活習慣の見直しによる変化には個人差があります
推定される生物学的年齢は統計モデルによる推定値であり、疾患の診断を確定するものではありません。症状がある場合は、標準的な診断と治療を優先します。生活習慣の見直しによる変化には個人差があります。※効果には個人差があります。
A. 健康診断は病気の早期発見を主な目的としています。エピジェネティック検査は、DNAメチル化パターンから体の状態を年齢という物差しで表し、生活習慣を見直す際の現在地として用います。病気が疑われる場合は、標準的な診断と治療を優先します。
A. 採血で行います。採血量は基本2.5mL程度です。検査前の飲食制限は原則ありません。※検査内容により異なる場合がありますので、ご予約時にご案内します。
A. 検体受領後、標準的な納期は約45日です。※検体の状況や解析状況により前後します。結果が出た後、医師が診察時にご説明します。
A. 半年程度を再検査の目安としています。1回目は現在地を知るための検査、2回目以降は選んだ行動が体の時間をどちらへ動かしたかを確認する検査として用います。※目安であり、状態により異なります。
A. エピクロック®テストは自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。また、この検査は医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認の検査です。詳しくは当ページの「未承認の検査について」をご確認ください。
A. La Vie clinicは、大阪・西梅田の阪神西梅田駅直結「ハービスプラザ3F 西梅田クリニックモール内」でエピクロック®テストをご提供しています。JR大阪駅・阪急大阪梅田駅・Osaka Metro各線の梅田駅からも徒歩圏内です。
本ページは、特定の病気の診断・治療効果を保証するものではありません。症状がある場合は医師の診察を受けてください。
目的と生活背景を伺い、検査結果の読み方と次の行動を医師がご説明します。

理事長 土田 隆雄
再生医療の専門知識と経験を活かし、患者様に合った治療をご提案いたします。