層別リフトアップで、若々しい印象を目指す
「最近、顔が下がってきた気がする」——その正体は、ひとことで言うと"顔の構造全体のバランス変化"です。
たるみは「皮膚だけ」の問題ではありません。顔は複数の層が重なってできており、加齢とともにそれぞれの層で変化が起こります。それらが複合的に作用することで「たるみ」として現れるのです。
La Vie clinic の考え方
だから La Vie clinic では、たるみを「引き上げる」だけでなく、
どの層に何が起きているかを見極めて、層ごとに治療を組み立てることを大切にしています。
これを私たちは「層別(そうべつ)リフトアップ」と呼んでいます。
顔は、下から順に以下の層で構成されています

| 層 | 主な役割 | 加齢による変化 |
|---|---|---|
骨 Bone | 顔の土台・フレーム | 骨吸収により支えが減少し、輪郭が崩れる |
靭帯・脂肪隔壁 Ligament / Septum | 組織を支える支持構造 | ゆるみ・伸びにより、脂肪や皮膚を支えきれなくなる |
筋肉 Muscle | 表情をつくる・組織を支える | 筋力低下・過緊張・質の変化により、表情の偏り・たるみを助長 |
脂肪 Fat | ボリューム・クッション | 脂肪の減少・萎縮・質の低下と、下垂・移動が起こり、こけ・たるみ・影を生む |
真皮 Dermis | 肌のハリ・弾力を生む | コラーゲン・エラスチン減少により、ハリ・弾力が低下、シワが刻まれ、表面のたるみに。 |
表皮 Epidermis | 肌のバリア・水分保持 | ターンオーバー低下・バリア機能低下により、シミやくすみ、乾燥や小ジワが出現 |
各層で起こる変化を理解することで、患者様に合った治療アプローチが見えてきます
主な変化:骨萎縮



30歳を過ぎると骨吸収が骨形成を上回り始めます。加齢が進むにつれて、顔面骨には以下のような変化が起こります。
特に眼窩、梨状口、下顎骨は加齢による骨吸収の影響が強い部位です。こうした顔面骨の萎縮によって、筋肉や脂肪、皮膚は支えを失い下垂していきます。
主な変化:靭帯の緩み

靭帯は骨膜から真皮に繋がる強靭な結合組織の束であり、顔面の複数箇所に存在します。
加齢によって筋肉の萎縮が起こると、皮膚と筋肉との接合部や皮膚と支持靭帯の接合部で皮膚の緊張や弛緩が起こります。その結果、支持靭帯を支点にしてシワやたるみが発生します。また支持靭帯自体も加齢によって緩みが出るため、全体的にたるみが加速します。
主な変化:筋膜の緩み、表情筋の萎縮、下制筋の影響

筋肉は加齢によって萎縮していきます。それぞれの筋肉の変化が、顔の見た目に影響を与えます。
| 筋肉 | 加齢変化 | 見た目への影響 |
|---|---|---|
| 表情筋全般 | 萎縮・菲薄化 | 頬のボリューム減少、チークトップの位置低下 |
| 広頸筋、口角下制筋 | 萎縮 | 皮膚全体を下に引く力が強くなり下垂 口角が下がる、支持靭帯を支点に溝ができる |
| オトガイ筋 | 拘縮 | 下唇と顎の間にオトガイ唇溝(凹み)ができる、顎先が丸みを帯びシャープさが失われる |
| 前頭筋 | 萎縮 | 眉上に凹みができる |
| 眼輪筋 | 菲薄化 | 眼窩周囲の組織が下垂 |
起こる変化まとめ:
筋膜(SMAS)の緩み、表情筋の拘縮・菲薄化、伸びたゴムのような質感への変化、広頸筋や口角下制筋による「下に引く力」の影響増大 → 口角が下がる、フェイスラインがぼやける、顎のシャープさが失われる
主な変化:脂肪の下垂、減少、形状変化

顔面の脂肪は浅層脂肪(表情筋の上)と深層脂肪(表情筋の下)に分けられます。さらに脂肪はそれぞれ部屋(コンパートメント)を持っており、隔壁で小部屋として分断されています。
加齢とともに脂肪が減少し、脂肪の小部屋が萎縮して形状変化を起こすと、皮膚上の滑らかさが失われ凹凸ができます。この凹凸が影となって「たるみ」として認識されます。
特に変化が大きい部位:
顔を三分割した際の中間部分(モバイルゾーン)は、支持組織がなく主に表情筋と脂肪で構成されているため、たるみが進みやすい特徴があります。
浅層脂肪と深層脂肪へのアプローチ:
La Vie clinic では、浅層・深層の両方にバランスよくアプローチする治療設計を行っています。
主な変化:細胞外マトリックスの変性

真皮層の老化は生理的な老化と光老化に分けられます。
汗腺の変化とたるみへの影響:加齢に伴い汗腺が萎縮し、汗腺の位置が表皮側に上昇すると、萎縮した部位が皮下脂肪に置き換わります。細胞外マトリックス(ECM)に比べ脂肪組織は柔らかいため、たるみやすい肌へと変化します。
光老化は表皮にも影響:光老化は真皮だけでなく表皮にも影響を及ぼします。紫外線により角質のバリア機能が低下し、水分保持量も低下します。これにより乾燥が進み、真皮の変性と相まってたるみが加速します。
主な変化:バリア機能と水分保持能力の低下

表皮の老化も生理的老化と光老化に分けられます。
表皮の変化は単独でも問題ですが、他の層のたるみと合わさることでより老けた印象となります。
顔のたるみは、上顔面・中顔面・下顔面の3つに分けて考えられます。
それぞれの部位で起こる変化を理解することで、「なぜ老けて見えるのか」がわかります。
額から眉、目元までのエリアで起こる変化です。

目の下から鼻、頬までのエリアで起こる変化です。

口元から顎、フェイスラインまでのエリアで起こる変化です。

老け顔の原因を理解したところで、逆に「若々しく美しく見える顔」の条件を知っておきましょう。
治療のゴールを明確にすることで、より効果的なアプローチが可能になります。

頬の位置が高く、丸みを帯びていて、顎がシャープなハート型やたまご型の顔が美しい輪郭と言われています。
加齢により頬が下垂し、フェイスラインがもたつくと、この美しい輪郭が崩れていきます。

顔が左右対称である人は、パッと見た時にバランスが良く見えるため、美しく見えると言われています。
加齢による変化は左右均等に起こるとは限らないため、左右差が目立つようになることもあります。

Ogee(オージー)カーブとは、建築やデザインの世界で理想とされているS字の滑らかなカーブのことです。
顔においては、頬骨の高い位置から頬にかけての滑らかな曲線を指します。加齢でチークトップが下がると、このオージーカーブが崩れ、老けた印象になります。
オージーカーブをキープすることで、若々しく見える効果が期待できます。

Eライン(エステティックライン)とは、美しい口元の基準として用いられるラインです。横顔で鼻先と顎先を結んだ線で、理想的には唇がこのライン上か、わずかに内側にあるとバランスが良いとされています。
年齢を重ねると:
これらの変化により、Eラインが崩れていきます。
たるみのタイプによって、適切な治療アプローチは異なります。
当院では一人ひとりの状態を見極め、カスタマイズした治療を提案します。

※ コケている方は引き締めすぎるとさらにコケが進行するため、Tune 優先で設計



※ 「足す治療」は、やりすぎない設計が重要です
たるみは1つの治療で完結しません。当院では以下の考え方を大切にしています:
層別リフトアップ
どの層に何が起きているかを見極め、層ごとに治療を組み立てる
デバイスと糸の使い分け
目的に応じて患者様に合った組み合わせを提案
こけとセットで設計
引き締めと残すべきボリュームを同時に考える
当院では、治療効果を「なんとなく」ではなく、客観的に検証できる体制を整えています。
学会発表や症例発表も行なっており学術的に経過をおって治療を行なっています。
ラヴィでは撮影された写真をもとに、多くの症例写真を残し、適切に治療効果を検証することで、患者様一人ひとりに合った治療を提案しています。
一眼レフ
iPad撮影
3Dカメラ(LifeViz)
肌診断機(Neo Voir)
"なんとなく良くなった"ではなく、どこがどう変わったかを一緒に確認するのが La Vie clinic の診療スタイルです。
| 項目 | デバイス治療(高周波など)&肌育治療 | 糸(スレッド) |
|---|---|---|
| 目的 | 自分の組織を強くする | 外から支えを追加する |
| イメージ | 組織の再活性化・強化 | 補助輪のような役割 |
| 適応 | 幅広いタイプに | ゆるみが強い場合の補助 |
状態によっては両方が必要になることもあります。
芯から引き締める 6.78MHzと2MHzのデュアル照射モノポーラRF
『しっかりとした引き上げ・引き締めはこれ』
各層へのアプローチを目指す 40.68MHz ユニポーラRF
『コケも改善しながらふわっと肌を持ち上げるのはこれ』
少量で整える設計注入
肌育・組織育成の注入
局所の支えを追加する短い糸
表情筋バランス・下制筋を整える
当院にはウルトラフォーマMPT(HIFU)があり、深さも揃っています。ただし、ハイフの適応はかなり絞っています。
提案するケース:
当院の基本方針:
「たるみ=ハイフ」ではなく、脂肪を減らさずに引き締めたい方にはRF(高周波)を中心に組み立てる
| 項目 | XERF | Tune |
|---|---|---|
| 得意なこと |
|
|
| おすすめタイプ | ボリュームがあり"重たい"たるみ | こけが強い・皮下が薄い方 |
| 頻度 | 半年に1回 | テノールは毎月可能 |

当院では、たるみ治療の効果を最大化するために、水分・熱・導入(肌育)をセットで設計する流れを大切にしています。
高周波は抵抗加熱、誘電加熱によらず、肌の水分量が大切です。どちらの加熱方式も細胞外液のような水分が多いところを経路に熱を発生させます。特にXERF(ザーフ)のような誘電加熱は、電極を高速で切り替え水分子の衝突・摩擦によって熱を発生させます。
ステップ 1
施術例:
LDM / エレクトロポレーション
熱治療の効率を高めるための事前準備
ステップ 2
施術例:
XERF / Tune Lifting / ダイヤモンドチップ / クリアリフト
高周波による引き締め・組織の再活性化
ステップ 3
施術例:
ターゲットクール(ジャルプロ / プルリアル / NMN)
コラーゲン生成、細胞修復、炎症抑制
熱治療後の肌は、適切にケアすることでコラーゲン生成や細胞修復が促進されることが期待できます。また、炎症を適切に抑制することで、より良い治療効果が期待できます。
ラヴィでは画像診断機NeoVoirの撮影で、水分量が著しく低い方には保湿力の高いエレクトロポレーションをお勧めしています。また、水分量がやや低い方にはリフトアップの相乗効果も期待し、LDMをお勧めしています。
※ XERFにも「潤」と「鎮」を追加することが可能です
カウンセリングで詳しくご説明いたします
PRICE
当施術の料金は料金ページにてご確認いただけます。
カウンセリング後に正式なお見積もりをご案内いたします。

総括院長 平松 恵梨
美容・再生医療・アンチエイジングへの情熱と経験を活かして、患者様お一人お一人に合った治療をご提案させていただきます。