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- 幹細胞培養上清液点滴(エクソソーム)
幹細胞培養上清液
幹細胞培養上清液は、ヒト由来の幹細胞を培養する過程で得られる上澄み液のことです。
この液体は、幹細胞から分泌されたサイトカインやエクソソームなどの機能性成分を豊富に含んでいます。これらの成分は、炎症反応の抑制、疾患によりダメージを受けた組織を修復したり、年齢とともに衰えた細胞の活性化を促し、健康回復や美容面での効果が期待されます。
La Vie clinicはY’sサイエンスクリニック広尾と提携関係を結び、そのノウハウをもとに最新かつ実績のある治療を行っています。
ご自分の組織を採取する必要はなく、ご希望時にすぐに実施することができます。
患者様の健康と美容への貢献を目指しています。
幹細胞培養上清液の効果
幹細胞培養上清液には、成長因子やサイトカインやエクソソームなど生体修復を促進する多くの生理活性物質が含まれています。
これらの物質は組織修復や細胞の再生を促進するため、美容と健康の両面で高い効果を発揮するとされています。
幹細胞培養上清液に期待できる効果
- 皮膚の再生(肌のキメ・ハリ感アップ、小じわ改善)
- AGA(毛髪再生、円形脱毛改善)
- 創傷治癒の促進(傷の治りをよくする)
- 老化予防
- 脳梗塞、脳神経障害
※現在、効果が期待され研究されている分野であり、治療効果を保証するものではありません。
幹細胞培養上清液の種類
脂肪幹細胞培養上清液
最も一般的な培養上清といえます。脂肪組織由来の幹細胞は特に豊富な成長因子と再生促進物質を分泌し、お肌の若返りや損傷組織の修復に使用されます。
特に炎症を鎮める効果が強いと言われており関節痛などの痛み治療、アレルギー疾患、美容治療に効果が期待されます。
乳歯髄幹細胞培養上清液
乳歯髄から採取された幹細胞を培養する過程で生成される上清液です。これには、子供の健康な細胞が分泌する豊富な成長因子が含まれており、歯髄細胞(神経部分)は固いエナメル質・象牙質に覆われている為、外部の影響を受けにくく、非常に質がよい幹細胞を含んでいるといわれています。
歯髄由来はサイトカインを豊富に含み、神経系の修復、再生に効果的と言われ、神経系の病気・認知症・脳梗塞後遺症や頚椎症、腰椎症、ED治療など様々な神経系の疾患にはより効果が期待されます。
臍帯(ウォートンジェリー)由来幹細胞培養上清
ウォートンジェリーとは赤ちゃんと母体をつなぐ臍帯内の膠様組織で若い細胞や成長因子、栄養素を豊富に含んでいます。
臍帯(ウォートンジェリー) 由来は、脂肪由来や歯髄由来と比べて製造工程、品質の管理が難しく大変貴重なものです。そのため、国内で取り扱っているクリニックはとても少なく、他由来のものと比較してもエクソソームの量も豊富に含んでいるとされ、肌の再生・活性力も優れているとされています。
美肌やエイジングケア効果に加え、発毛促進、更年期治療、身体機能の向上、免疫の向上など、全身の若返り効果が期待されます。
幹細胞培養上清液(エクソソーム)の投与方法
幹細胞培養上清液治療は、点滴、局所注射、点鼻の形で提供いたします。
点滴
静脈から点滴にて全身に投与します。所要時間は約30分から1時間程度です。
さまざまな疾患の改善効果が期待できます。
点鼻
幹細胞培養上清を鼻腔内に注入する方法です。ご自宅で手軽に自己投与が可能で、鼻腔は脳に近いことから脳疾患や認知症の予防に効果的とされています。
局所注射
しみ、しわ、たるみなどの加齢性変化に対して、真皮や皮下への注射で肌の若返り効果が期待できます。また、頭皮への注入により、育毛効果や髪質・白髪の改善効果が期待できます。
幹細胞培養上清液の注意点
考えうるリスク・副作用
培養上清は細胞を含まないため拒絶反応の副作用が出にくいという特徴があります。
考えうるリスク・副作用は内出血、注射部位の痛み、アレルギー反応、めまいやほてりなどです。
本製剤は生体由来の原料を使用しているため、20種類以上の既知の病原体は検査をして陰性を確認していますが、現在未知の病原体の感染は完全には否定できません。
したがって、プラセンタ製剤同様に日本赤十字社での献血はできなくなります。
幹細胞培養上清液自体に特別害があるわけではないのですが、献血によって輸血製剤、血液製剤を作る際には厳重な過程があるため、このようなルールになっています。
培養上清について
現在、国内において医薬品として公的に承認されている培養上清製剤はありません。
当院で使用する培養上清は、厳密な安全管理・環境管理のもとで製造された製剤を厳選して使用していますが、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認製品です。
試薬として製造された培養上清を医師の責任において患者様の同意のもとで使用しております。